絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

Flower gate 〜その先に広がる世界〜

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妖精舞踏音楽会での個展“Flower gate”無事終了しました

 

心が静かで穏やかな、深い充足感に満ちています

 

イベントスタッフとして参加した5日間、素晴らしい出逢いや導きがありました

 

かっちゃん、mihoちゃんの暮らすKURIの森でのイベント

 

野外開催に向けて準備をしていたけれど、台風の影響を考えて急遽、旧江草中学校体育館でやることに

 

KURIの森の中にある、パレットで作られた可愛いおウチが本来の私の個展会場

 

体育館の一角に変更し、階段に沿って絵を並べ、ステージ脇には光の三部作を

 

すると図らずも、今回の個展のテーマ“Flower gate”に!

 

階段を上がってすぐの控え室に絨毯を敷き、聖なるお茶会を開催

 

大掃除をし、みんなでアイデアを出し合い、スタッフ、出展者の力が合わさり、体育館はあっという間に人々が集まり、笑顔が溢れる素敵な空間へ

 

準備をしながら少しずつ感じていた、この体育館でやることの意味

 

ライブが始まり、KURIの新曲「合わせ歌」に導かれるように、私の中で大きな気づきとなって、涙が溢れて溢れて...

 

今はまだ余韻にひたっています

 

Flower gate の先には、自分が思いもしなかった世界が広がっていました

 

素晴らしい方々と過ごした時間や気づきは、生きる力となる大きな大きなギフトとなりました

 

愛に満ちた豊かな経験をありがとう!

 

目に見えるもの、見えないもの、すべての存在に感謝します

 

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銀座 個展のお知らせ 9/17~23 

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精一杯のアツい夏

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思い立って、実家のお墓詣りへ

 

二年、いや三年ぶりだろうか

 

暑い中、何周まわっても、自分の先祖のお墓が見つけられず、住職にお墓の場所を聞く

 

お花とお線香を手向け、先祖の方々や祖父母に、今の自分があることへの感謝を伝えた

 

父も夫も生きていた頃、母と四人でお墓詣りをして、韓国料理を食べ、四谷から新宿まで散歩をして、新宿御苑に立ち寄ったことを思い出した

 

その韓国料理屋は無くなっていたけれど、近くのお店でひとり亡き人たちをしのぶ

 

と言っても、本当に超暑くて飲みたいだけ(笑)

 

昼から美味しく生ビールをお代わりする幸せ!

 

山梨と銀座の個展に向けて、ストイックになり過ぎ、余裕のない今の自分

 

それは、祖父から続く、職人気質のせいか、良いところを見せたがる江戸っ子のせいか

 

先祖の皆様、今は亡き、私を愛して下さった方々

 

私は余裕がないほど、懸命に今を生きています

 

それがいいか悪いかなど分からないけれど、泣きたくなるほど今を精一杯生きていますよ〜

 

 

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銀座個展のお知らせ 9/17~23

個展のご案内〈銀座ギャルリーラー〉

 

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プリズムから広がる世界

それはまるで人間模様

 

人はどこかで知っている

喜びも悲しみも

光の一側面であることを

 

いろとりどりにきらめく

いのちのプリズム

 

2018年9月17日(月・祝)~23日(日)

11:00~19:00 

金・土 20:00 / 最終日 17:00まで

初日は、オープニングライブの為、15:00まで

  

 

プロフィール

田村麻美 Mami Tamura

 

1975年東京都生まれ

2016年より創作を開始、SNSを中心に絵や詩を発表。画材や技法にとらわれず、具象と抽象を自由に行き来する。その世界観は、花を描きながらも、光を感じる。命が宿ったようだと言われる。それは、生きるということ、命というものに真剣に向き合ってきた結晶だからだろう。

 

2017年 7月 東京都南千住、三三ハウスにて初個展

2017年10月 山梨県北杜市、studio KURIにて個展

2018年 7月 山梨県北杜市、studio KURIにて個展

 

 

ライブのご案内 ★お陰様で満員御礼です★

光 ~いのちのプリズム~オープニングライブ

出演 KURI

9月17日(月・祝)

15:30 開場 / 16:00 開演

入場無料 予約制

 

お問い合わせ

メール mami.oceanlily@gmail.com 

 

 

KURIプロフィール

KURI / Katsu & Miho
アジアやヨーロッパの民族楽器を取り入れたアコースティックな音楽を作り出す2人組。アイルランド、アジア、東欧、沖縄まで、世界中の音楽のエッセン スを取り入れ、日本人の感性で昇華させたワールドミュージックユニット。アジアやヨーロッパ各国で、公演やワー クショップなど幅広い活動を続けている。

 

KURIのホームページ

http://www.studiokuri.com/

 

会場のご案内

ギャルリー ラー 東京メトロ有楽町線銀座一丁目」駅すぐ

http://salondela.com/

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素晴らしい時代

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自分で言うのも何だけど可愛い!

 

プロフィール用に撮った写真ではない。描きかけの絵のことだ(笑)

 

描いた絵を生地にプリントしてくれる会社を見つけたので、個展用に絵と名前を入れたフラッグを作ることに。

 

この絵も完成したらプリントしてバッグを作ったら絶対に可愛い🎶

 

スカートもいいな〜想像するだけで楽しい。

 

何をやりたいのか、とっ散らかりそうだけど、ものづくりが大好きなのだ。

 

私の祖父と父、父の兄は着物に手描きで絵を施す職人だった。

 

2歳くらいの時に廃業して記憶にはないけれど、私に中に流れる「何か」があるのだろう。

 

母は洋裁師で私が高校まで、ずっとパートで家計を支えていた。

 

二人とも中卒で、私も都立高校しか出ていない。

 

貧乏だったけど、近所のお絵かき教室に幼稚園から小学校4年生まで通わせてくれた。

 

絵を描くのも、端切れで何かを作るのも子どもの頃からの遊びだ。

 

今は学歴など関係なしに、好きなことが出来る時代になった。

 

調べれば、色んなサービスがあって、小ロットから物が作れる。

 

こうして、自分の絵や文章をWEBで発表して、人と交流が出来るなんて、私が子供の頃じゃ考えられなかったよ。

 

やりたいことを叶えられる、素晴らしい時代になったんだね!

 

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過去への扉

私は過去への扉を閉めることにした

 

これからの人生に、もう必要ないと思うからだ

 

それは過去を捨てることではないし、出逢った人たちへの感謝を忘れることではない

 

ひとつの区切りを付ける為に、何度も書こうか迷ったことを今吐き出そうと思う

 

 

子どもの頃、私は見ず知らずの男性に後を付けられ、殺されかけた事がある

 

この出来事は私の人生に、ずっと暗い影を落とし続けた

 

ちょうど同じ頃、学校の先生からも友達にも嫌われ

 

物を隠されたり、死ねと電話がかかって来たりしていた

 

私は人を信頼する、自分を信頼するという事がよく分からなかった

 

神様に見放されていると思った

 

家も落ち着ける場所では無かったし、経済的な理由から、好きな分野に進学する余裕も無かった

 

大人になっても、生きることの苦しさから、子どもを持たない人生を選択した

 

 

それでも私は、悲しく苦しい出来事を嘆き悲しむより、力に変えようと懸命に生きて来た

 

それは十一年共に暮らした、最愛の夫が亡くなっても、変わらずそう思って生きて来た

 

死に憧れる気持ちが、癖の様に張り付いていたけれど

 

それでも生きてこれたのは、可哀想と思われるのが悔しいという意地のようなものや

 

苦しさを反転させるほどの、光を見たいという思いがあったからかもしれない

 

悲しさや苦しさを経て、今の私がある

 

だから必要以上に、私は過去を大切にしているところがある

 

心優しい人たちに囲まれ、光の当たる場所に居ても、居心地の悪さや罪悪感を感じていた

 

優しさや愛をどう受け取っていいか分からなかった

 

でも、それはもう要らない感情だ

 

閉めた扉から、悲しみがあふれ出そうとも

 

私はもう自らの手で、その扉を開けることはしない

 

過去を基準に今を捉えることも、苦しさを理由に隠れることもしない

 

 

今という一瞬をただ生きる

 

魂の望む喜び溢れる生き方をする

 

それは希望や祈りではない

 

自らに約束する誓いだ

 

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この文章は2017年7月、Facebookに投稿したものに加筆・修正したものです。

 

作品タイトル 「私という名の薔薇」

作品サイズ 約23×16cm

使用画材 パステル、墨

2017.05.09

 

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たとえ役に立たなくとも

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昨日、ごはんを食べながら号泣してしまった。

 

しかも一緒に行った人の行きつけの居酒屋のカウンターで(汗)

 

明るい店のなか、雰囲気は完全に別れ話ですか...みたいな(笑)

 

言葉が出てこず、涙が止まらなくなった私を、隣に座る心優しい人は、今までよく頑張ったねと、ずっと背中をさすってくれた。

 

今までだったら人前で泣くなんて、めちゃめちゃカッコ悪くて、ダサくて出せなかった自分。

 

 

この一年で出逢った人たちは、私の中にたくさんの素敵なところがあることを教えてくれた。

 

理屈っぽく面倒くさい私を「麻美ちゃん劇場」ウケる〜と笑って面白がってくれた。

 

幼い頃のトラウマに苦しむ私に「麻美は何にも悪くないよ」と心の重荷を降ろさせてくれた。

 

溢れる言葉や情熱に、私はエネルギーの塊なのだと、内なる強さを教えてくれた。

 

気に病むほどの神経質さも、その繊細さがあればこそ、ああいう絵が描けるんだよと言ってくれた。

 

私に何か才能があろうが、役に立たなかろうが関係なしに、目の前のそのままの私を好きだと言ってくれた人たち。

 

悩み葛藤する私を信頼し、どんな答えを出そうとも応援しようと見守ってくれた人たち。

 

欲を満たすように、浴びるほどの愛をもらったら、私は少しずつ自分を受け入れられるようになった。

 

たぶん泣いたのは、駄々をこねるように子どもっぽく、愛を信じられなかった頑なな心に、ちゃんと愛が届いたからだと思う。

 

 

この文章は2017年6月、Facebookに投稿したものに加筆・修正したものです。

 

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