絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

アイデアをカタチに

ブルーとグリーンの配色がまるで孔雀のような美しい布を見つけた

心はもう南の島のリゾート🎶

こんな風に素敵な布に出会うと

どんなデザインにしようかとワクワクする

せっかくならアレンジして何通りにも着たい

ラップ風のロングスカートに飾り袖を着けてワンピースにもなるようにした

脱いでは着てを繰り返して、縫いながら自分のサイズや好みに合わせていく

洋裁は独学なので難しいものは出来ないけれど

分からないことは本を見たり、既製服をよく観察してマネをする

しつけをしたりアイロンをかけたり、ステッチが曲がれば解いて縫い直す

そんな時は面倒に感じるけれど、神は細部に宿るという言葉を思い出す

ものづくりの基本は同じ、その丁寧さが完成の質を大きく変える

イデアを形にするのは面白い!

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海のピアス

〜海を身にまとう〜

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海のようなラリマーに心惹かれ

大好きな色の組み合わせでピアスを作成

海を思い浮かべて深呼吸しよう



花のように

風のように

海のように

生きるを笑おう

生きるを遊べ

 

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使用素材/ラリマー・珊瑚・パール・シルバー

 

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映画 万引き家族 /是枝裕和監督

〈映画〉万引き家族是枝裕和監督
第71回カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞作品

映画レビュー ネタバレ含む

時代に取り残されたような一軒家、物が溢れて薄汚い部屋、そこに家族5人が暮らしている。

笑いの絶えない家族に見えるが、映画が進むにつれて他人の集まりだとわかる。

樹木希林演じる初枝の年金を当てにし、足りないお金は日雇いや万引きで補いながら、家族になりすまして暮らしているのだ。

ただでさえ危険を孕んだ関係は、虐待されていた少女ゆりを拾い、娘として家に迎え入れたことによって一層危ういものになっていく。

安藤サクラ演じる信代が、ゆりが虐待されていたことを知り、ゆりの素直な姿に心を動かされ、母性が溢れていく様がとても印象的だ。

終盤、家族の秘密が暴かれ暮らしは崩壊する。

取り調べをする警官との会話は、それぞれ「家族」というものをどう捉えているかを浮かび上がらせる。

家族、血縁、絆・・・それそのものに、一体どれだけの価値があるのだろう。

その答えは、人それぞれが見出し、あると信じた価値だ。

信代のパートのシーンで、結婚前にデリヘルをしていて、ちっとも父親に似ていない子を産んだ仲間が登場する。

自分の子として育てていた息子が、産院で取り違えられた他人の子だと判明する是枝作品『そして父になる』を思い出した。

血の繋がり(繋がっていると信じている関係)さえも「家族」の定義にすらならないことを突きつけられているかのようだ。


犯罪やお金で繋がった「万引き家族」は果たして家族ではなかったのか。

本当の家族では得られなかったものを「万引き家族」は共有したとも言える。

血が繋がっていない方が絆が強いと思わせる描写も多い。

しかし事件を発端に、警察の誘導的な質問によって「あると信じていた関係」も揺らぎ始める。

必要なのは「私」ではなく「お金」が目当てだったのか...本当の家族じゃないから逃げたのか...

それほど家族や絆とは不確かであやふやなものだと知りつつも、人はそれを欲して止まない。

警官に「子供達はあなたのことを何と呼んでましたか。」と聞かれ

「なんだろうね。」「なんだろうね。」と静かに涙を流す信代のシーンが心に残る。


見終わった後に、初めのタイトル案は『声を出して呼んで』だったと知った。

リリーフランキー演じる治のことをふざけながらせがまれても父と呼ぶことはなかった祥太。

ゆりが実の母の元には戻らず、自分たちと一緒に暮らすと決めたことを家族として選ばれたように感じ嬉しさを滲ませた信代。

何と呼んだらいいか分からない関係、世間的には許されず引き裂かれる運命だとしても、確かにそこには人の温もりと笑い声があった。

それを『家族』と呼ばずに何と呼べばいいのだろう。

バスの中で振り返った祥太の声にならない一言が耳の奥に響く。

 

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Mami Tamura
作品タイトル「炎」
使用画材 紙、アクリル絵具、パステル、チャコールペンシル
サイズ 約33×23センチ
2017.01.31

#万引き家族 #映画レビュー #是枝裕和

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迷子になって着いたのは

「それって何号?」

絵の話をしていると聞かれることが多い

私は号数という感覚と知識がないので

「絵はこのくらい。額装も含めるとこのくらいかなぁ。」

身振り手振りを交えて、適当に答える

初めの頃は、素数の組み合わせでサイズを決めたりしていた

あるいは、手元にあったスケッチブックそのまま


「なんでパステル画なの?」

と聞かれれば

十数年ぶりに絵を描き出した際に

家に残っていた絵の具は固まって使えず

唯一、使えたのがパステルだったに過ぎない

たまたま偶然(必然的)に、自分の感性にぴったりと合った

私は溢れる想いを吐き出すように、次々と作品を生み出していった


絵を仕事にしたい、見てもらう機会を増やしたいと思うに連れて

絵に関してアドバイスを下さる方との出会いも増えた

素晴らしい出会や参考にさせてもらっていることも沢山あるが

画材の変更を勧められたり、値段のつけ方を笑われたりすることもあった

絵が暗い、作者の想いが出過ぎていると言われれば

絵という表現は、私の一部でしかないにも関わらず

絵の批評を自分自身への評価のように感じてしまい

受け入れてもらえないようで、落ち込むことも多かった

他の人のやり方が気になるようになり

恥をかきたくない、馬鹿にされたくない

そんな想いが、いつしか心に巣食っていた


すべては、自分の自信の無さが招いたことなのだが

進む方向がわからなくなり、迷子になった

自らを枠にはめて、どんどん窮屈になっていた


「自分自身の感覚をもっと信頼していい。」

最近になって、ようやくそう思えるようになった

人のアドバイスに耳を傾けることも大切だけれど

内側から発する想いを信じて

自由気ままに、好きなように生きればいいのだ


「光と闇」は、そんな初心を思い出させてくれる

この作品は、十数年ぶりに本格的に描いた最初の一枚

手元にあったスケッチブックでは溢れる想いが納まらず

紙を継ぎ足していき、連作にして一つの額に収めた

花の姿を表と裏から描き、上下に伸びていく構図

少ない色数のパステルと背景には墨汁を使っている

百合が咲く勢いと競うように、寝食を忘れ夢中になって描いた

自分の中に、とても大きなエネルギーがあることに気づき

驚いたことを今でも覚えている


「 光と闇 」

光があるから闇がわかる

闇があるから光が際立つ

光の方向を示してくれた人たち

あの人のようには私はなれない

どんなに真似しようと溢れるアナタ

どんなに真似しようとハミ出るワタシ

光へ向かう道は人の数だけあるらしい

出逢いの奇跡は彼方よりの約束だ

交差した一瞬の輝きを永遠の愛に変え

それぞれの光を目指しヒトリ行く

作品タイトル 光と闇
作品サイズ 約 64 × 37cm
額装サイズ 約 74 × 56cm
使用画材 パステル、墨

2016.11.20

非売品

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椿

今日は額装も含めた絵の紹介です

実際に絵を見て下さった方々から

額装が素晴らしいと褒めて頂きます

「いい女にはいい服、いい時計が似合うように
いい絵にはいい額装が必要!」

友人がとても上手いことを言っていました

額装のプロにアドバイスを貰いながら

絵がより美しく引き立つように

込めた想いに沿うような額装を心掛けています

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この作品は、散歩の途中で出逢った椿を描いたもの

一瞬で目を惹き、その鮮やかさに足を止めました

まるで「私を見て!!!」と言っているかのよう

白く可愛いロマンチックな額を選び

マットを二枚重ねて絵の周りを縁取りし

写真の額装ではよく使われている技だそうですが

絵を中心より少し上に配置しています

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今後、少しずつ額装も含めて作品の紹介をしてみようと思っています

絵は販売しております

実際にご覧いただいた上で、ご購入のお手続きとなります

メッセンジャー・メールにてお気軽にお問い合わせ下さい。

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〜椿〜

鮮やかに大らかに

ただ咲けばいい

人は誰しも

この世に生を受けた時から

美しきこの世界の

主人公なのだから

作品タイトル ー椿ー
作品サイズ 約26×21cm
額装サイズ 約46×38cm
使用画材 パステ

 

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イルカで始まるマイストーリー

初めて御蔵島を訪れたのは三年前の6月だった。

その頃の私は、一歩どころか一言を発することすら躊躇うような状態で、ひどい落ち込みの中に居た。

何故だかイルカというキーワードに惹かれ、日本でもイルカと一緒に泳げることを知った。

ドルフィンスイムツアーを主催するネイチャーガイドの人見 道夫さんと出会い、思い切って御蔵島の旅に参加することにしたのだ。


初めてイルカと泳いだときのことを思い出す。

少し前まで知らなかった世界が目の前に広がっている。眺めているだけで圧倒された。

イルカの優しい目。世界は美しく素晴らしい。まさに祝福だった。


心を大きく揺さぶられ、自分の中にうごめく名前の付かない感情を拙い表現だとしても、言い表さずには居られなかった。

人と話をすることすら億劫だと思っていたはずなのに・・・


旅で感じたことや日々の気づきを文章や詩にした。それはいつしか絵という表現になり、今に繋がっている。

表現をすることで癒され、返ってくる反応や出会った人たちから多くの力をもらった。


初めてイルカと泳いだ日から、私は少しずつ、けれど確実に大きく変わっていった。

転機とは後からそうだと気づくもので、その最中はもがき無我夢中なのだけれど、御蔵島の旅は私にとって転機となった。

今、こうして振り返っているのは、昨日の風の道イベントに参加したからで、懇親会で人それぞれの「イルカで始まる物語」をシェアし合い、あの頃のことを改めて書き留めておこうと思ったのだ。

自然は多くの気づきを与えてくれる。そして一緒に旅した仲間との気のおけない関係によって、どんどん心が緩み、たくさん笑えるようになった。

そんな素晴らしい友人たちと出会えたことが一番の財産だろう。

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写真はネイチャーガイド風の道、人見道夫さん撮影です。HP・ブログはこちら

 

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机・机・机

想像以上 お値段以上🎶

絵を描く机をネット通販で購入

組み立ては必ず二人以上でと書いてあったけれど

重たいだけで簡単な構造だったので一人でトライ

もしや猫の手を貸してくれるのか⁈

ふと見るとクウの手元に六角レンチが(笑)

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今までのテーブルはパソコン用の机に

モニターのアームを取り付けるために端材で裏から補強する

下穴の位置を間違えたり、やり直したりと試行錯誤

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夢中で作業してたら、机の角におデコをぶつけてタンコブも作ったけれど

好きな位置に画面が移動出来て見やすくなった!

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昨日から一人でガタガタと本棚を移動したり

道具を整理整頓して超快適な部屋に!

彫金机にパソコンテーブル、そして新調した絵を描く大きなテーブル

さぁ、ここからどんな楽しいことが生まれるかな🎶

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