絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

妖精舞踏音楽会vol.10 ファイナル

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妖精舞踏音楽会vol.10 ファイナル

10月13日(日)台風の影響が心配される中、無事に開催されました。

9月に東京で行われたコラボ展“五感に満ちる8日間”で生まれた立体作品「祈り〜2019〜」は、作品自身が行き場所を決めたかのように、山梨県北杜市で年に一度満月の夜に開催される妖精舞踏音楽会へと導かれました。

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尊敬する大好きなアーティストKURIの素晴らしい演奏

ゲストアーティストKUKURIのHIDEさんの大地を感じるディジュリドゥの響き

瞬きをするのがもったいないほど魅力的な、高谷美也子蝶々さんのベリーダンス

言葉では言い尽くせない、言い表すことが出来ないほどの妖精舞踏音楽会ファイナルステージでした。

「祈り」は、沢山の音と光と風を浴び、ステージ終盤、美也子蝶々さんの手によって火に投じられ自然へと還りました。

人々の歓声とダンス、大きく燃え上がる炎、奏でられるリズム・・・どれも作品を作った当初には思いもつかない光景でした。
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昼間の部、表現のマルシェでは絵を見た方が、涙を流しながら思いを話して下さったり、スタッフとして過ごした期間中も、人との出会いや心が震える出来事に、今日までの日々が間違いではなかったと思う瞬間が沢山ありました。

妖精舞踏音楽会のファイナルを見届けようと集まって下さった方、台風の影響で会場に来られなくなってしまった方、心を寄せて下さった多くの皆さん、本当にありがとうございます。

大いなるものに導かれ、物語はどこまでも続きます。

「祈り」が煙となって空へ、そして大地へと還り、私自身も新たなスタートがまた始まりました。

目に見えるもの見えないもの、全ての存在に感謝します。

生まれ落ちてから自然に還るまで、いのちの循環の旅が、優しさと愛に満ちた美しいものでありますように!

田村麻美 〜祈りとともに〜