絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

善く生きる

善い人になるのと、善く生きるというのは、似ているようで違うよな。

今、西洋占星術に興味があるのだけれど、生まれた時の星の配置から、色々なことが分かるという。

まだ勉強し始めたばかりで、自分のホロスコープを詳しく読むのは無理なんだけれど、2〜4分類で簡単に性質を見る方法がある。
 
 
私の星の配置は、4元素で見ていくと10惑星中、火(精神、情熱)が5個、風(知識、コミュニケーション)が4個、水(感情、情緒)1個で、土(物質、安定感)0個

火に風が吹けばどうなるか、容易に想像が着くように、火は燃え上がり情熱的に、前進・拡大を求めるタイプ

2分類で分ければ、10惑星中、男性宮が9個と積極的で外交的な性質なのだ。

とても偏っている。現実的で堅実さや忍耐力を象徴する土が無い。

内向的ではないのか...意外な気もしたけれど、確かに子どもの頃から、我が強いと言われて来た。

我が強くて気性が激しい。これを治そうと思って来た。

私は内向的というか、苦しいことから逃げるように、閉じこもっている時期が長いだけかもしれない。

生きることが苦しくて、心理学や哲学、精神世界など様々な本を読み、生き方を模索してきた。

輪廻転生があるのなら、もう生まれたくない。これでおしまい。解脱したいくらいの勢いで、善い人間に成りたかった(笑)

劣等感が強くて、まともな人間になりたい。馬鹿にされたくない。失敗したくない。

怖い、苦しい。でも頑張らなくちゃが心の声だ。
 
 
さて、ごうごうと燃え盛る炎を何処へ向ければ良いのだろう...

そんなことを昨夜、ベッドの中で考えていてハッとした。

外へ向けることなく、内で燃え続ける炎は、自らを痛めつけて来たのではないか...

ハッとどころかゾッとした。占星術から見れば、持って生まれた性質を活かすどころか殺している。

善い人間になりたい。まるで妖怪ベムのように(見たことないけど)願っていた。

けれど大切なのは、善い人になるのではなく、善く生きることなのだと、こんな当たり前のことを今更ながら深く感じている。

あ〜あ。解脱は、お預けだな(笑)

失敗しても、立派でなくても、私は私を生き切らなければいけない。

4年も前に描いた絵と詩が、この気づきにリンクしていて面白い。

 
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私の中に灯る炎

呼び覚まされ動き出す衝動

自分さえもわからぬのだから

人からの理解を手放すほかない

胸のうちに従い降参すれば

生命のともしびは

生きる歓びとなるか

すべてを焼き尽くす大火となるか

炎は静かにこの身を燃やし

放たれる日を焦がれる

 
作品タイトル 「炎」

使用画材 紙、アクリル絵具、パステル、チャコールペンシル
作品サイズ 約33×23cm
制作年数 2017.01.31

 

 

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