絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

新作★大判ハンカチーフ

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大判ハンカチの新作デザイン案

PhotoshopIllustratorで原画を切り抜いたり、花の部分をコラージュしてロゴマークの色にして遊ぶ

実寸大の紙に印刷して微調整。ロゴの色を変えてみたり...
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私は絵も、こうした加工するソフトも独学だけれど、単発の講習に行ったり、お友達にアドバイスをもらったり、WEBで集めた知識なんかを組み合わせれば、色々と面白いものを作ることが出来る。

仕上がりは、母の日ギフトに間に合うかな?どうだろう...

仕上がりが、とっても楽しみだな🎶

完売した海亀の大判ハンカチーフ「ミラクル」追加生産するので、お楽しみに!

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アートのある暮らし

もっと気軽にアートを生活の中に取り入れてほしい。

一枚の絵やポスターがあるだけで、気持ちが華やいだり、癒しの空間になることを実感しています。

掛け軸やふすまなどの装飾を行う表装専門店、日本の文化に触れる楽しいワークショップなども開催されている株式会社マスミ東京さんの「ピタット軸」を使って、気軽に絵を変えて楽しめるアート製品をコラボ企画中です。

昨日は、裂地(きれじ)で切継ぎをする方法を教えて頂きました。簡易的な方法ですが、覚えれば絵や書などを自分で表装して、マグネット式のピタット軸で飾って楽しむことが出来ます。

今はまだ試作の段階ですが、和紙に印刷された風合いと軸に仕立てた感じは、いつものように額装したものとは趣も異なり、より軽やかで伸びやかな雰囲気です。

マグネット式の簡易掛軸なので、気軽に絵を掛け替えたり、コンパクトにしまえることも魅力のひとつ。

新しい表現や提案ですが、楽しんで取り組んでいます!

暮らしに灯りをともすようなアートを作っていきたい。

新作をはじめ、今後のイベントや個展のお知らせも、順次アップしていきますので、応援していただけると嬉しいです!

ワタクシ、頭ボサボサのスッピン(いつも通り⁈笑)で少々、恥ずかしいのですが、制作風景です!

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失敗なんてない!

人生は選択の連続だ。些細なことから大きなことまで、何を選べばいいのか深刻になりすぎると、不安や心配事がどんどん増えてエネルギーが低迷していく。心の癖を放っておくと変なループにハマりがちだ。

心のモヤモヤを見ていくと「失敗したくない」「格好悪いことはしたくない」「損をしたくない」人の目を気にしたり損得を考えたりしている。間違えるのが怖いのだ。

何もしないことが一番リスクを避けられるわけで、でもそうすると新しい経験による広がりや出会いなどは減っていく。それもちょっとツマラナイ。

そもそも失敗ってなんだろう。成功ってなんだろうと考えてみる。

全て、ただの経験なんだと思えば?って浮かんだ。

選択のその先ではなく、大切なのは経験すること、体感すること。常に今に在り続けること。

たくさんの経験をして、ハラハラやドキドキなんかの体感も楽しんじゃえ。嬉しい結果が伴えばラッキーだけれど、それはオマケのようなものだ。

物事を点で見て、その時々の感情に右往左往するけれど、人間万事塞翁が馬と言うように、長い視点で見てみれば何が幸か不幸かわからない。だから大らかな気持ちでいよう。

失敗なんてない。全てはただの経験だ。
何を選んでも、その結果をどう活かすかは自分次第。

ついでに、全ては善きことの為に起きている。問題なんて何もないと言ってみる。

選択肢があるって素敵なことだよね。いろんなことに挑戦できるって素晴らしい。

本当は恵まれているのに、何でも一人で決めて行動するってシンドいって弱気になっていた。

今までの自分のやり方や、美学みたいなものに固執すると世界は広がっていかない。

春の陽気な景色のように、爽やかに軽やかにいってみよう!

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ドライブ・マイ・カー

★映画「ドライブ・マイ・カー」を見て★ネタバレあり

物語の登場人物に自分を重ねる。行き交う人々に、かつての自分や今はもう隣にいない人の姿を垣間見る。

そんな風に自分の片鱗を至るところに見つけ、人は己を省みる。

随分前に予告編を見て、落ち込みそうな映画だなと思ったけれど、やはり気になって話題の「ドライブ・マイ・カー」を観た。

主要な登場人物が皆、喪失を抱えながら生きている。うっすらと影のように罪悪感が付き纏っている。

自分が壊れないように、折り合いをつけながら上手に生きようとしてきた役者で演出家の家福(西島秀俊

演出家として参加した広島の演劇祭で、ドライバー・みさき(三浦透子)との出会いや、亡くなった妻の不貞の相手だった高槻(岡田将生)との再会によって、妻との関係や、やり過ごしてきた自分の内面と深く向き合うことになる。

その姿に心が揺さぶられ、名前のつかない感情が湧き上がって来て、私自身も主人公の家福同様、心の奥深くに押し込めた、薄暗いものと向き合うことを余儀なくされる。

深い苦しみや喪失を抱えながら、どう生きていけばいいのか、容易な答えは示されない。

しかし、登場人物たちの姿や、映画の中で演じられるチェーホフ「ワーニャ伯父さん」の中に、光のようなものを見つけることができる。

物語の中の人々は、苦しみながら生きている。生きていく上で、他人からは理解し難い行動をしてしまうこともある。罪悪感や後悔、どうしようもなさ...

そんな登場人物に自分を重ねて、愛するものを失うということは、これほどに苦しんでもいいことなのだと、もがき苦しんだ自分を許してあげようと思えた。

亡くなった人も愚かで弱い自分も、綺麗事にして物語の中に閉じ込めてしまわずに、表も裏も秘密もない「ただそうであった」ということを受け止めようと思ったら、心が少し楽になった。

多言語で演出される演劇の稽古、家福の妻・音(霧島れいか)の紡ぐ物語、車中で音について語る高槻の姿、故郷の北海道に辿り着き母について話すみさき、魅力的なシーンがいくつもある。広島のゴミ処理場や海の景色も美しい。

互いに喪失を抱えた家福とドライバーのみさきは、言葉を多く交わすわけではない。けれど車という密室、運転や仕事に対する姿勢に徐々に心が通い合っていく。

タバコを吸う二人の姿や、車中で座る位置に、内面の変化が現れているようで、見ていて思わず笑みが溢れる。

車は、人との距離や時間を通常とは違うモードに運んでしまう不思議な空間なのかもしれない。

 

私は免許を取って初めてのドライブで、夫との思い出の場所を一人で巡る旅をした。不思議と寂しくはなかった。

心の中で何度も語りかけていたせいか、まるで助手席に居るかのように感じる瞬間もあった。

あまりにも下手な運転にヒヤッとしたり、クラクションを鳴らされて落ち込んだりもした。

「思い煩うな、ご機嫌で生きろ」そんな声が聞こえてきた私のドライブシーンを思い出した。

ドライブ・マイ・カーの最後のシーン、みさきの姿が印象的だ。

喜びも悲しみも、相反する感情を人は矛盾なく同時に内包できる存在なのだと思う。

私たちは大丈夫、前を向いて生きていこう。

 

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「黄昏」


まとわり

はりつく

かなしみは

かげのごとく

ついてくる


ひかりを

おうほど

いろこく

うまれる

かげぼうし


誰そ彼

私はあなた

あなたは私

闇にまぎれて

ひとつになろう


絵と詩 田村麻美 Mami Tamura

作品タイトル 「黄昏」2017年

作品サイズ 約35×26cm

使用画材 パステル、墨

 

映画「ドライブ・マイ・カー」は、Amazonなどレンタルで見れるサイトがいくつかあります。ご興味があればぜひ。

 

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ハロー!!私のともだち

お元気ですか〜
 井上陽水のテイで脳内再生🎶

お金や見た目、才能エトセトラ...
あの日あの時、あの出来事などなどと...

あらゆるモノゴトを自己や自分の価値と関連づけて「私」というものを脳内で創り上げてきた。

時間や出来事から離れ、心の癖や刷り込まれた思い込みが外れていくと「私」だと思っていたものが不明瞭になってきて、不思議な気持ちになってくる。

人間的成長の過程で、さまざまな出来事と自分を絡めて、自己を確立していき、そして魂の成長過程とともに次第に「自分」だと思っているものを脱いでいくのかな。

だとすれば、残るのは何?

浮かんだキーワードは

「純粋な動機」「純粋な意識」

一瞬一瞬に、魂が発する純粋な動機に従って生きる。

天真爛漫に手足を思いっきり伸ばして、やる気に満ちたいたずらっ子みたいなイメージ。

みんなちがって、みんないい

いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ

えへへ、金子みすゞ谷川俊太郎の詩を思い出したよ。

「私」という窓から、それぞれの景色を見ている仲間の私

ハロー!そちらはどうですか?

ハロー!こちらは元気です!!

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〜旅する記憶〜2020年
本からインスピレーションを得て絵を描く試み

『骨は珊瑚、眼は真珠』池澤夏樹

ブックレビューはブログ 絵と言葉と

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さよならマイルール

思考の癖を注意深く観察したり、瞑想をしているおかげか、表も裏もない「本来の自分」の姿が見えて来た。

思考の癖や思い込みは、大切にしている心がけなんかにも現れていて、私の場合は人と上手く付き合うためや、我の強さや暴走を抑える為のルールが多い。

表現に於いても、独りよがりにならない様にとか、分かる人だけ分かれば良いという想いは持たないなど、気を付けていたことがある。

今の自分に相応しくないマイルールは、捨ててしまおうと思いはじめた。

人に嫌われたくない。理解されたい。そんな想いから身につけ大切に抱えていたルール。

それなりに役に立ってきたと思うけれど、息苦しさを自ら生み出し、人と一緒に居たとしても、孤独感からは抜け出せないことも思い知った。

コンプレックスを隠すためや、人からどう思われるかを気にして、小手先で上手くやろうとするのを辞めてみよう。

余計なものを取っ払って、自惚れで傲慢な自分のまんま生きてみよう。

手の内にあることを精一杯やって、その先どうなるかは大いなるものに委ねる...

その結果を真摯に受け止めれば、良いじゃないか。

出来るかな?やってみよう!

小さな心の変化のようにも思えるし、この先を大きく変えるキッカケになるような気もする。

ちょっとした覚悟を持っての心の変化を備忘録として
 
 
「光と闇」

光があるから闇がわかる

闇があるから光が際立つ

光の方向を示してくれた人たち

あの人のようには私はなれない

どんなに真似しようと溢れるアナタ

どんなに真似しようとハミ出るワタシ

光へ向かう道は人の数だけあるらしい

出逢いの奇跡は彼方よりの約束だ

交差した一瞬の輝きを永遠の愛に変え

それぞれの光を目指しヒトリ行く


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絵と詩 田村麻美 Mami Tamura

タイトル「光と闇」2016年
使用画材 紙にパステル、墨
サイズ 約70×40cm

 

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裂地のカルトナージュ

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固形絵具を入れる箱を布貼りで仕立ててみた!

掛軸などの表装に使われる裂地(きれじ)を使って、水彩絵具のチューブが入っていた箱をリメイク

すでに裏打ちされた端切れなので、カッターで楽々裁断、強力な両面テープで貼ってとサクサク作業が進む。

目打ちを使いながら、角は慎重に丁寧に。角などの細かい部分が綺麗に整うとキリッと全体が美しく仕上がる。

布の厚みの分、少し開けづらくなったので、下箱にリボンでベロを付けた。

多分、お菓子か何かのリボンを取っておいたもの。差し色としても綺麗で嬉しくなる。

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絵を描く時はいつも、チューブの水彩絵具を全色、紙パレットに出していた。使わない色もあって、勿体ないと思っていたのだ。

チューブの絵具をケースに流し込んで乾燥させれば、固形絵具として使えると知って、試してみることにした。

私は混色することが多いので、使い勝手は未知数だけれど、色とりどりの固形絵具はとても綺麗で、見ていると元気をもらえる感じがする。

上品な箱に仕舞われ、美しい佇まい。

お気に入りの裂地を使うのは、勿体無いかなと思ったけれど、絵の具を用意する度に、気分も上がりそう!

工作は楽しいな。次は何を作ろうか。何を描こうかな!
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裂地は株式会社マスミ東京さんで購入

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先月投稿したマイノート作りのワークショップの際に求めた裂地のアソートパック。

和紙のアソートパックもあるので、組み合わせて、まだまだ色々と遊べるぞ!

手元にある小さなものを組み合わせて、何が出来るか想像(創造)するのは、とっても楽しい時間だ。

 

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