絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

アートグッズの販売について

「グッズを色々と作っているけれど、原画が売れたらどうしてるの?」

というご質問をいただきました。

お客様が原画のご購入をご検討される際に、その絵でグッズを作っている場合は、その旨をお伝えして、在庫が終了するまで販売しても大丈夫かを確認し、再販しないことをお約束しています。

ご購入くださった方の、大切な一枚となるので、このやり方がベストなのか分かりませんが、今のところ原画をお求めくださった皆様にはご理解いただき、本当に感謝しています。ありがとうございます。


もっと気軽にアートを生活の中に取り入れてほしい。

原画の魅力には敵わないのですが、絵葉書やハンカチ、バッグなどにカタチを変えて、暮らしの中で楽しんでいただけることをとても嬉しく思っています。

個展のDMや、絵葉書を大切そうに持ち帰ってくださる姿や、絵の前で長い時間、物思いに耽っていたり涙を浮かべている姿に触れ、アートのもつ力、役割のようなものを考えます。

好きな絵を思う存分眺める。絵葉書を選ぶ楽しさ、飾る喜び。私自身がそうであったように、小さなことだけれど、そんな思いを大切にしたい。

今年の夏は京都で個展をします!まだ具体的なお知らせは出来ませんが、東京でも展示の機会を模索中です。

原画はもちろん、小さなアートグッズも楽しんでいただけたら嬉しいです。


・ポストカード★Oneness / 在庫のみ
・ポストカード★Reborn / 在庫のみ
・大判ハンカチ★ワンネス / 販売終了 

WEBストアのSOLDOUTで販売終了の商品に再入荷リクエストを入れてくださった皆様、管理が行き届かず申し訳ありませんでした。

これからも、心と暮らしに「あかり」を灯すような作品づくりに励みます!

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ものづくり日記

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今日、入稿したポストカードは両面フルカラー印刷。

上から文字が書けるように片面を薄い色にして、メッセージカードとして使えるようにした。アクセサリーを販売する際の台紙にも使う予定。

この台紙にピアスのフックを引っ掛ける穴を開けて、透明なOPP袋で包装する。

「花のかんむり」「プリズムフラワー」の原画から作成したので、フラワーカードとでも名付けようかな。

昨年末にWEBストアをオープンしたのだけれど、やってみると梱包や配送など、商品作りだけではない、様々なこと考えなきゃならなくて、それが大変だったり面白かったりもする。

経費や手数料なども考慮しなきゃならないので、値段を決めるのに、毎回頭を悩ませている(大判ハンカチの価格を見直しました。すみません…)

手にした時に、喜んでもらいたい。でもまずは自分が満足したい!

ものづくりへの、こだわりっぷりを発揮しつつ、面倒なことや事務的なことからも逃げずに頑張ることが、目下の課題。

WEBストアもいいけれど、数年前に友人たちと開催したコラボ展のように、原画と一緒に手作りのバッグやアクセサリー、グッズなどを実際に手にとって見てもらったのが楽しかったので、今年は個展の他にも、そのような機会が持てたらいいな!

新作・再販の大判ハンカチは、入荷しましたらSNS等でお知らせします。お楽しみに!

 

 

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新作★大判ハンカチーフ

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大判ハンカチの新作デザイン案

PhotoshopIllustratorで原画を切り抜いたり、花の部分をコラージュしてロゴマークの色にして遊ぶ

実寸大の紙に印刷して微調整。ロゴの色を変えてみたり...
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私は絵も、こうした加工するソフトも独学だけれど、単発の講習に行ったり、お友達にアドバイスをもらったり、WEBで集めた知識なんかを組み合わせれば、色々と面白いものを作ることが出来る。

仕上がりは、母の日ギフトに間に合うかな?どうだろう...

仕上がりが、とっても楽しみだな🎶

完売した海亀の大判ハンカチーフ「ミラクル」追加生産するので、お楽しみに!

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アートのある暮らし

もっと気軽にアートを生活の中に取り入れてほしい。

一枚の絵やポスターがあるだけで、気持ちが華やいだり、癒しの空間になることを実感しています。

掛け軸やふすまなどの装飾を行う表装専門店、日本の文化に触れる楽しいワークショップなども開催されている株式会社マスミ東京さんの「ピタット軸」を使って、気軽に絵を変えて楽しめるアート製品をコラボ企画中です。

昨日は、裂地(きれじ)で切継ぎをする方法を教えて頂きました。簡易的な方法ですが、覚えれば絵や書などを自分で表装して、マグネット式のピタット軸で飾って楽しむことが出来ます。

今はまだ試作の段階ですが、和紙に印刷された風合いと軸に仕立てた感じは、いつものように額装したものとは趣も異なり、より軽やかで伸びやかな雰囲気です。

マグネット式の簡易掛軸なので、気軽に絵を掛け替えたり、コンパクトにしまえることも魅力のひとつ。

新しい表現や提案ですが、楽しんで取り組んでいます!

暮らしに灯りをともすようなアートを作っていきたい。

新作をはじめ、今後のイベントや個展のお知らせも、順次アップしていきますので、応援していただけると嬉しいです!

ワタクシ、頭ボサボサのスッピン(いつも通り⁈笑)で少々、恥ずかしいのですが、制作風景です!

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掛け軸和紙の販売ならマスミ東京 |


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失敗なんてない!

人生は選択の連続だ。些細なことから大きなことまで、何を選べばいいのか深刻になりすぎると、不安や心配事がどんどん増えてエネルギーが低迷していく。心の癖を放っておくと変なループにハマりがちだ。

心のモヤモヤを見ていくと「失敗したくない」「格好悪いことはしたくない」「損をしたくない」人の目を気にしたり損得を考えたりしている。間違えるのが怖いのだ。

何もしないことが一番リスクを避けられるわけで、でもそうすると新しい経験による広がりや出会いなどは減っていく。それもちょっとツマラナイ。

そもそも失敗ってなんだろう。成功ってなんだろうと考えてみる。

全て、ただの経験なんだと思えば?って浮かんだ。

選択のその先ではなく、大切なのは経験すること、体感すること。常に今に在り続けること。

たくさんの経験をして、ハラハラやドキドキなんかの体感も楽しんじゃえ。嬉しい結果が伴えばラッキーだけれど、それはオマケのようなものだ。

物事を点で見て、その時々の感情に右往左往するけれど、人間万事塞翁が馬と言うように、長い視点で見てみれば何が幸か不幸かわからない。だから大らかな気持ちでいよう。

失敗なんてない。全てはただの経験だ。
何を選んでも、その結果をどう活かすかは自分次第。

ついでに、全ては善きことの為に起きている。問題なんて何もないと言ってみる。

選択肢があるって素敵なことだよね。いろんなことに挑戦できるって素晴らしい。

本当は恵まれているのに、何でも一人で決めて行動するってシンドいって弱気になっていた。

今までの自分のやり方や、美学みたいなものに固執すると世界は広がっていかない。

春の陽気な景色のように、爽やかに軽やかにいってみよう!

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ドライブ・マイ・カー

★映画「ドライブ・マイ・カー」を見て★ネタバレあり

物語の登場人物に自分を重ねる。行き交う人々に、かつての自分や今はもう隣にいない人の姿を垣間見る。

そんな風に自分の片鱗を至るところに見つけ、人は己を省みる。

随分前に予告編を見て、落ち込みそうな映画だなと思ったけれど、やはり気になって話題の「ドライブ・マイ・カー」を観た。

主要な登場人物が皆、喪失を抱えながら生きている。うっすらと影のように罪悪感が付き纏っている。

自分が壊れないように、折り合いをつけながら上手に生きようとしてきた役者で演出家の家福(西島秀俊

演出家として参加した広島の演劇祭で、ドライバー・みさき(三浦透子)との出会いや、亡くなった妻の不貞の相手だった高槻(岡田将生)との再会によって、妻との関係や、やり過ごしてきた自分の内面と深く向き合うことになる。

その姿に心が揺さぶられ、名前のつかない感情が湧き上がって来て、私自身も主人公の家福同様、心の奥深くに押し込めた、薄暗いものと向き合うことを余儀なくされる。

深い苦しみや喪失を抱えながら、どう生きていけばいいのか、容易な答えは示されない。

しかし、登場人物たちの姿や、映画の中で演じられるチェーホフ「ワーニャ伯父さん」の中に、光のようなものを見つけることができる。

物語の中の人々は、苦しみながら生きている。生きていく上で、他人からは理解し難い行動をしてしまうこともある。罪悪感や後悔、どうしようもなさ...

そんな登場人物に自分を重ねて、愛するものを失うということは、これほどに苦しんでもいいことなのだと、もがき苦しんだ自分を許してあげようと思えた。

亡くなった人も愚かで弱い自分も、綺麗事にして物語の中に閉じ込めてしまわずに、表も裏も秘密もない「ただそうであった」ということを受け止めようと思ったら、心が少し楽になった。

多言語で演出される演劇の稽古、家福の妻・音(霧島れいか)の紡ぐ物語、車中で音について語る高槻の姿、故郷の北海道に辿り着き母について話すみさき、魅力的なシーンがいくつもある。広島のゴミ処理場や海の景色も美しい。

互いに喪失を抱えた家福とドライバーのみさきは、言葉を多く交わすわけではない。けれど車という密室、運転や仕事に対する姿勢に徐々に心が通い合っていく。

タバコを吸う二人の姿や、車中で座る位置に、内面の変化が現れているようで、見ていて思わず笑みが溢れる。

車は、人との距離や時間を通常とは違うモードに運んでしまう不思議な空間なのかもしれない。

 

私は免許を取って初めてのドライブで、夫との思い出の場所を一人で巡る旅をした。不思議と寂しくはなかった。

心の中で何度も語りかけていたせいか、まるで助手席に居るかのように感じる瞬間もあった。

あまりにも下手な運転にヒヤッとしたり、クラクションを鳴らされて落ち込んだりもした。

「思い煩うな、ご機嫌で生きろ」そんな声が聞こえてきた私のドライブシーンを思い出した。

ドライブ・マイ・カーの最後のシーン、みさきの姿が印象的だ。

喜びも悲しみも、相反する感情を人は矛盾なく同時に内包できる存在なのだと思う。

私たちは大丈夫、前を向いて生きていこう。

 

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「黄昏」


まとわり

はりつく

かなしみは

かげのごとく

ついてくる


ひかりを

おうほど

いろこく

うまれる

かげぼうし


誰そ彼

私はあなた

あなたは私

闇にまぎれて

ひとつになろう


絵と詩 田村麻美 Mami Tamura

作品タイトル 「黄昏」2017年

作品サイズ 約35×26cm

使用画材 パステル、墨

 

映画「ドライブ・マイ・カー」は、Amazonなどレンタルで見れるサイトがいくつかあります。ご興味があればぜひ。

 

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ハロー!!私のともだち

お元気ですか〜
 井上陽水のテイで脳内再生🎶

お金や見た目、才能エトセトラ...
あの日あの時、あの出来事などなどと...

あらゆるモノゴトを自己や自分の価値と関連づけて「私」というものを脳内で創り上げてきた。

時間や出来事から離れ、心の癖や刷り込まれた思い込みが外れていくと「私」だと思っていたものが不明瞭になってきて、不思議な気持ちになってくる。

人間的成長の過程で、さまざまな出来事と自分を絡めて、自己を確立していき、そして魂の成長過程とともに次第に「自分」だと思っているものを脱いでいくのかな。

だとすれば、残るのは何?

浮かんだキーワードは

「純粋な動機」「純粋な意識」

一瞬一瞬に、魂が発する純粋な動機に従って生きる。

天真爛漫に手足を思いっきり伸ばして、やる気に満ちたいたずらっ子みたいなイメージ。

みんなちがって、みんないい

いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ

えへへ、金子みすゞ谷川俊太郎の詩を思い出したよ。

「私」という窓から、それぞれの景色を見ている仲間の私

ハロー!そちらはどうですか?

ハロー!こちらは元気です!!

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〜旅する記憶〜2020年
本からインスピレーションを得て絵を描く試み

『骨は珊瑚、眼は真珠』池澤夏樹

ブックレビューはブログ 絵と言葉と

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