絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

そうだ京都、行こう

夏の個展の打ち合わせをしに、一泊で京都に来たよ!

体調が安定しない猫のクウを病院のペットホテルに預けるのは初めてのことで、朝からてんやわんや。

広い東京駅で、予約した新幹線チケットの発券場所が分からなかったり、大雨の影響で一時間も遅延している列車を変更してもらったりとアワアワ。

しかも変更した列車に乗り遅れるという天然っぷりを発揮し、二度目の変更でやっと乗れた(笑)

宿泊付きの変更出来ない割引チケットだったけど、大雨の影響なので早い便に変更してもらえて、結果オーライ!

昨年と同じことをしてもツマらないな『そうだ京都、行こう。』と思ったのが、京都個展計画のはじまり。

展示をさせて頂くアートギャラリー北野さんは、人気のギャラリーなので、真夏の日程しか選択肢が無かったよ。暑そうだね、夏の京都...

京都は修学旅行を含めて3回目。めっちゃ都会で洗練された街なんだね!

京都方面にほとんど知り合いがいないので、全くの未知数だけれど、精一杯やって楽しもう。

新しいことを始める時は、不安や心配事も湧き上がるけれど、やれない理由を探すのではなく、出来る方法をいつだって探していきたい。

選択肢がある、挑戦できるって本当に恵まれていて有難いことだ。

2022年8月31日(水)〜9月5日(月)の予定です!

お近くの方、ぜひ見にいらして下さい。

2日目は、大人のプチ修学旅行!

地図を見たら清水寺まで徒歩一時間の表示に、八坂神社に寄り道したり、のんびり散策したけれど、夏のような暑さで、さすがにくたびれた。

下調べなしでも、ちゃんと美味しいものにたどり着けた冴えてるワタシ

夜遅い新幹線の時間まで、京都を満喫しました!

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展示させていただくアートギャラリー北野さんのホームページ

京都の市街地、三条河原交差点すぐの三条通り沿いです。

www.gallery-kitano.com

 

 

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いのちのプリズム

夫は循環器の疾患を抱えていたので、結婚生活11年の中で数回に及ぶ手術と、それに伴って長期入院することあった。

たまに思い出すエピソードがある。夫の病室は4階だったか5階にあったのだけれど、病院のエレベーターはいつも混んでいて、乗れないと何度も見送ることになる。

もちろん車椅子や点滴棒を持った人などが優先で、健康な私は気力と体力があれば階段を使うのだけれど、くたびれている時はエレベーターを待つ。

その時も、一階で開いたエレベータはギリギリ数人が入れるくらいで、私の前で待っていた男の子がお先にどうぞと譲ってくれた。

小学校3〜4年生くらい。パジャマを着ていたから、入院しているのだろう。手には売店のレジ袋、確かカップ麺だかおにぎり、お菓子が入っていた。

お礼を言って乗り込んだ時、ちょうどもう一台のエレベータのドアが開き、乗っていた知り合いの看護師さんに「〇〇くん、こっちに乗りなよ!」と声をかけられたけれど、明るく大丈夫だよって感じで、また見送っているのが見えた。

そんな一連の出来事を病室に戻って、夫に話した。

夫は、その男の子について「やるじゃん」と一言だけ言った。私も全く同じ気持ちだった。

ケチをつけるのもなんだが、病院の食事はあまり美味しくなかった。食事制限や、注意をされても、買い食いや差し入れが気晴らしや楽しみだったりする。

エレベーターを譲ってくれる優しさ、看護師さんから可愛がられている様子も目に浮かぶようで、私は男の子の素直な明るさや、たくましさを感じていた。

その病院は心臓疾患の手術に特化していたので、全国から患者さんが集まる。もしかしたら、その子も重い病気で長い入院生活を送っていたのかもしれない。

何年も前の、なんてことのないエピソードだ。

けれど、あの男の子の一瞬の優しさと明るさ、ほんの一言で多くを分かり合えた夫との会話を思い出し、人それぞれが背負った宿命や、魂の逞しさなんかに思いを馳せる。

50歳を越えられずに亡くなった夫のことを可哀想に思う人も居るが、私はとても逞しくて勇敢な魂だと思っている。

ひと回りも年上だった夫の亡くなった年齢に近づくにつれて、自分の甘えた考えや生きる姿勢なんかを反省すると同時に、強さの中に隠された彼の孤独にも目が向くようになった。

でも、そのような孤独は、誰しも自分ひとりで抱えていくしかないのだろうな。

人ひとりの死は、さまざまな経験と感情をもたらして、私もかなり逞しくなった。けれど、愛する人を失った悲しみは、何年経っても薄れないものだなとも思う。

いつも悲しみを纏っているわけではない。けれど、ふとした瞬間に鮮度を保ったまま、理屈ではないところからやってくる感情に自分でも驚く。

悲しみも喜びと同じように、光の一側面なのだと思っている。

プリズムが光を通して色とりどりにきらめくように、さまざまな経験をして色々な感情を知ることは、とても豊かなことだ。

鮮やかに彩られる世界を味わいながら、私も美しく逞しい魂で在りたい。
 
 
 
プリズムから広がる世界

それはまるで人間模様

人はどこかで知っている

喜びも悲しみも

光の一側面であることを

いろとりどりにきらめく

いのちのプリズム
 
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絵と文 田村麻美 Mami Tamura

作品タイトル 花のかんむり

作品サイズ 約450×350mm
使用画材 パステル、墨

 

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それが答えだ!

置かれている状況、それが答えだ!

洗面所に立っていたら、そんな言葉が浮かんだ。

私は原画を使って、グッズなどを作っているけれど、どのように作っているのかと知人に聞かれることが続いた。

すぐに制作会社のホームページや情報などをお伝えした。お役に立てたら良いなと思っている。
 
 
私が数年前に絵を描き始め、発表の場や活動を模索し始めた時は、残念ながら親切に情報を教えてくれる人は居なかった。

協力を求めた人に良い返事がもらえなかったり、ギャラリーに展示を断られたこともある。

仕事として頼んだ人が、期限を守ってくれず、思ったような働きをしてくれなかったり...

グッズなどを作ったことのある人に尋ねても、あからさまに教えないと言われたこともある。

多くの人にサポートされて、活躍している人が羨ましかった。才能ある人と比べて落ち込むことも多かった。

半ばヤケクソ、このままでは終われないと、見よう見まねで出来ることを少しずつ積み重ね、セルフプロデュースで頑張った。

もちろん技術や知識はプロには敵わないけれど、出来ることの組み合わせとアイデアやセンスでやりたい事をカタチにしていった。

目の前のことに、精いっぱい取り組んで今がある。

何でもやってくれる人が側にいたり、思うように事が進んでいたら、今のように自分で出来ることは多くなかっただろう。

神様(宇宙・大いなるもの)の答えが「そこ」にあったのだと、今なら分かる。

サポートをしてくれる人が本当に必要ならば、神様は惜しみなく与えてくれただろう。

助けてくれる人は居なかったけれど、幸いなことに私には、時間と能力、そして何よりガッツがあった。(ガッツは死語か?!・笑)

だからね、人と比べても羨ましがっても意味はないよ。

いまだにSNSを見ては、人と比べて落ち込みそうになるアホな自分に言い聞かせる。

言い訳して怠けてないで、今の状況から出来ること見つけて、少しずつでもいいから前へと進め!
 
 
置かれた状況に全てが揃っている。

たとえ今は分からなくとも、神様の意図はきっとそこにある。
 
 
最初は、そんなスタートだったけれど、今は親切な人にも出会えるようになった。アドバイスを頂いたり、大判ハンカチの制作会社も先輩画家さんに教えて頂いた。本当に有り難い。

人生にはギフトがいっぱい隠されている。だから絶対に大丈夫だからね!
 
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★ Oceanlily WEB ストア ★

手のひらの小さなアート、良かったらストアに遊びに来てね〜!

 

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大判ハンカチ入荷しました!

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個展で好評いただいた海亀の大判ハンカチ「ミラクル」が再入荷しました!

新作の大判ハンカチ「花束」は、黒地いっぱいに花が配置され、華やかな印象です。

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プチスカーフのように、襟元に巻いたりバッグに付けても、それぞれの角に海亀やお花が見えるようにデザインしました。

お気に入りの小物を使うだけで、日常がちょっぴり華やいだり、ほっとした気分に♬

暮らしにアートをプラスして、楽しんでもらえると嬉しいです!

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しなやかで光沢のあるコットン100%、約53cmの大判ハンカチは、プリントも縫製もジャパンメイドの美しい仕上がりです。

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プチギフトや自分へのご褒美にピッタリなセットもご用意しました。

GWも毎日、発送承っております。

WEBストアに遊びに来てくださいね〜!

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転んでもただでは起きない

「転んでもただでは起きない」という言葉があるが、とても大切な精神だと思う。

失敗や理不尽な出来事、生きていれば上手くいかない事なんて山ほどある。

それらに流されるまま、受け身で過ごすことも出来るけれど、そんな時こそ視点を変えてみよう。

”そこから何を得られるのか”

その視点を持った途端に、意識は内側に向かい、自分に力が戻ってくる。

ピンチがチャンスに、マイナスをプラスに変えることだって出来る。

同じ状況にあっても、人によって感じ方が全く違うということが、子どもの頃から不思議だった。

人は良くも悪くも、見たいように見て、自分が受け止めたいように受け入れる。

ある状況をポジティブに捉えるのか、それともネガティブに捉えるのか。

感情をどう扱い、何を選択し行動していくのかが、自分の世界を創っている。

ネガティブにしか思えないことだって当然あるし、善も悪もある。光も闇もある。

大切にしている言葉の一つに「自分の力の及ぶことと、自分の力の及ばないことを峻別せよ」というのがある。

どう受け入れ、どう行動するのか。その選択肢は自分の内にある。

曇りなきまなこで見定めて、自分にとっての最善を選んでいきたい。

自分が信じてきたことと、あえて逆の視点に立ってみることで、思い込みが外れる事がある。

その出来事から、何を得られるかという視点によって、発見する事もある。

新たな価値(解釈)を与えることが出来たなら、それを錬金術と言っていいんじゃない?!

怖くて立ちすくむことだってあるけれど、転んでもただでは起きない精神で、軽やかに進んでいこうじゃないの!

そうして進む先にはきっと、爽やかな風が流れ、美しい花々が咲き誇っているに違いない。


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絵と文 田村麻美 Mami Tamura

作品タイトル 〜花のように 風のように 海のように〜
 
サイズ 約270×224×20mm
使用画材 水彩絵具、鉛筆 木製パネルに紙貼

 

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おめかしセット ★ by Oceanlily

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★ おめかしセット ★ by Oceanlily

大判ハンカチ「花のかんむり」とミラー「パッション」をセットにしました。

メッセージカードとしても使えるフラワーカード付き!

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ハンカチは53cmと大判なので、プチスカーフとして首に巻いたり、バッグに付けても素敵!

可愛いミラーをバッグに忍ばせ、オシャレを楽しんで下さいね。

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◆価格 3,600円(税込)

◆セット内容
・大判ハンカチ・花のかんむり
・ミラー・パッション
・フラワーカード

 

・透明な袋でおまとめして、リボン付きオリジナルシールをおつけします。ギフトにもおすすめです。
 
・配送は郵便局の「クリックポスト」全国一律 250円

GW中も、毎日発送承っております。

宜しければ、WEBストアをお楽しみくださいませ!

 

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ひと が好き ひとり が好き

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ひとりが好き。団体行動が苦手だし、勝手気ままに過ごすのが一番。

どんなに親しい人でも家族と居ても、ひとりになって静かに過ごす時間が必要だ。

長いこと、人付き合いが苦手だと思っていたのだけれど、果たして本当にそうなんだろうか?

この前、麻美ちゃんは人と話すのが上手だねと言われて、びっくりしたのだ。

確かに、ワークショップやイベントに参加して、偶然一緒になった人に、自分から声をかけることも多い。

ひとり旅の時は、地元の人やお店で相席になった人、同じ宿の人と話したり情報交換をするのが楽しい。

自身の個展の時などは、居合わせた人同士をなるべく紹介するし、告知があればしてもらう。新しい繋がりが生まれたら良いなと思う。

う〜む。全然、人が苦手でも人見知りでもないじゃんね(笑)

苦手なタイプと無理して付き合ったり、我慢して窮屈な組織の中に居たことによって、心が疲弊していたんだな。思い込みをまた一つ手放そう。

嫌いな場所、苦手な人からは、こっそり素早く逃げるに限る。

足は、好きな方向に進むためにある!

人との心地よい距離感を知って、自分の安全地帯を持つことは大切なことだね。

人付き合いが面倒になった時は、心と身体のメンテナンスが必要な時なのかも。

私は人も好きだし、一人も好きだ。

人との出逢いによって、様々なものがもたらされ、まだ見ぬ景色に誘われたりする。

人との違いによって、自分の輪郭を知ることもある。

「どの方角から誰が来るのか分からないから全部開いてる」

辻仁成の歌の詩を思い出した。

いつだって心を大きく開け放ち、風通し良くいたいと思う。

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