絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

鏡 〈詩・絵〉

誰かを非難することは 自分を非難することだ 自分の中にある同質なものを排除し 自分を正当化しようとする行為だ 反面教師というけれど 私は何かを勘違いしたらしく 制約ばかりの狭い世界の住人になってしまった 誰かを否定することは 自分を否定することだ …

バカで愛される天才~不完全でいて完璧~

愛されるバカより、嫌われる天才になりたい 画家になりたかった10代の頃、尖って言っていた言葉だ バカで愛される天才になりたい 今はそう思っている(笑) 麻美ちゃんだから、しようがない どうしようもないところを、そんな風に面白がられ愛されたら最高だ…

人生は螺旋階段のように

そのままの自分には価値が無い 私をざわつかせる、あらゆる問題の根源に、そんな思いがあることに気がついた。 だから幼いころから、親に愛されるために、人に気に入られるために、あれこれと頑張り、いろんなものを貼り付けて、自分の価値を高めようと必死…

炎 〈詩・絵〉

私の中に灯る炎 呼び覚まされ動き出す衝動 自分さえもわからぬのだから 人からの理解を手放すほかない 胸のうちに従い降参すれば 生命のともしびは 生きる歓びとなるか すべてを焼き尽くす大火となるか 炎は静かにこの身を燃やし 放たれる日を焦がれる 作品…

泉 〈詩・絵〉

水面に映る月の光の道 陽を浴びきらめく波の文様 たゆたうように身をまかせ 思うままに楽しめばいい 風や梢のざわめく声を 鳥のさえずる美しい声を 友のささやきや笑い声を 心を澄ませて聴けばいい ぽっかりと空いた心の穴に いつしか静かな水が満ちていた …

生と死の不思議について

どのように死ぬかなんて、私は選べないと思っている。 すべては複雑に絡み合い、人知を超えているからだ。 私は夫を病院で看取った。 可能な限り一緒に過ごし、延命こそ本人の意思でしなかったが、病院で一般的に行われる最期の処置がなされたのではないか…

死が教えてくれたこと

私は死んだことがないから、死んだあとのことは分からない。 魂というものを、感覚として知っていると感じることや、知識としてこんな感じだろうと思うところはある。 夫が肉体から離れるまでの数日間は、残される人たちの心の準備のために頑張っているよう…

光と闇 〈詩・絵〉

光があるから闇がわかる 闇があるから光が際立つ 光の方向を示してくれた人たち あの人のようには私はなれない どんなに真似しようと溢れるアナタ どんなに真似しようとハミ出るワタシ 光へ向かう道は人の数だけあるらしい 出逢いの奇跡は彼方よりの約束だ …

はじめまして

はじめまして、田村麻美(たむらまみ)です。 絵を再び描き始めて、一年半。 Facebookで思いを綴り始めて約二年。 誰にも頼まれていないのに、なぜ手を動かし続けるのか。 それは、内なる衝動を表現せずにはいられないからだろう。 生きること、そのものがア…