ひとりで居たとしても、心は穏やかで明るい。
鳥のさえずりや蝶の羽ばたき、雨のひとつ粒、眩い光のカケラとなって、私に寄り添い護る存在があることを感じている。
東京オリンピックの開催が決まった2013年、7年後の自分達は何をしているだろうか。随分と先で想像もつかないなどと、大切な人たちと楽しいお喋りした。
2020年、オリンピックは新型コロナウイルスの影響で一年延期。誰も想像しなかった未来に立ち、更なる一年を様々な想いで過ごし今この瞬間を迎えている。
すっかり忘れていたにも関わらず、オリンピック開会式を見ていたら、やはり色んな想いが湧いてくる。
そして聖火リレーで長嶋茂雄さんと松井秀喜さんが登場した瞬間、今日までの20年分くらいの想いが一気に込み上げ、訳もなく涙が溢れた。
熱気を帯びた想いが流れ去った後、翌朝になって清々しい気分が訪れ、幼稚園児がもらうような『よく頑張りました』のスタンプが胸に大きく押されたような感じがした。
幾つもの偶然(必然)が連なり、私はあの頃には想像しなかった場所に立っている。
明日のこと、次の瞬間だって、本当の意味では分からない。
だから心を大きく開け放ち、全方向に開かれた今この瞬間を味わい楽しもう。
もちろん不安になったり、心細くなったりすることもある。
『思い煩うな。ご機嫌で生きろ!』
ひとり車を走らせながら、心に響いたメッセージを胸に、光の方向へと踏み出す。
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