三三ハウスのトークイベント、無事終了しました!
Life is Sun Sun
〜生きるを楽しむ視点とアート〜
三三ハウスは私が初個展をさせて頂いた場所です。
2年前の7月の初個展と昨年9月の銀座の個展をスライドで振り返りながら、物事の捉え方や表現についてお話しせさて頂きました。
三三ハウス吉村代表の言葉を借りれば、出会った当初は線が細く自殺しそうだと思ったという私が、この二年で元気になり図太いおばさんになるまでの道のりです(笑)
三三ハウスのある東京山谷地区は日雇い労働者の街として知られ、「あしたのジョー」の舞台でもある場所です。
失意の底で一歩が踏み出せず、絵を描き出すも暗い重いと言われた私にふさわしい初個展の場所でした。
理想と現実の狭間で揺れながらも、出来事に振り回されるのではなく、与えられた状況をどうすればプラスに転じられるのかに頭を使うこと。
見方を変える。言葉で人生を飾る。意味のあることなのだと演出する。カッコつけたりネタにしたりと、そんなユーモアを持つこと。
変えようのない現実をそのような視点でとらえ動いた結果、挑戦するとしないでは見える世界が大きく変わっていった経験、銀座の個展で得たものなどを中心にお話ししました。
もちろん悲しいときに笑ったり、無理をしたり抑圧はよくないけれど、堂々巡りに飽きたなら立ち上がろう。
そんな風にして私は自分を憐れむ癖から抜け出し、自分自身への信頼を取り戻していったのです。
そして話題は、大切にしている「絵と言葉」について。
思いを言葉にする。伝える。言葉は表に出したことで様々な広がりを見せ、心が軽くなったり誰かと共感しあったり、人生が面白くなる。そんな表現の可能性についてもお話ししました。
最後に自作の詩「泉」を朗読をしてトーク終了。
参加してくださった皆さんとスタッフの方々、機会をくださった吉村代表、素晴らしい時間と経験をありがとうございます。
懇親会で皆さんと、美味しいお料理とお酒を囲み、笑ったりおしゃべりしたり楽しかったです!
お声をかけて頂き、初めてのトークイベントに挑戦し、また新たな扉が開きました。
拙いながらも、人前で1時間話し続けられる能力を発見しました。
全国どこへでもスーツケースに絵を詰め込んで講演に出かけますのでご要望があれば是非!
子供の頃に押入れに懐中電灯と本とカセットテープを持ち込み、朗読し録音して遊んだことを思い出しました(笑)
時を超えて、色々な思いがカタチになるようです。人生は面白いですね!
今週21日(土)から「五感に満ちる8日間」が始まります!
次は、どんな新たな扉が開くのか、どんな出会いがあるのか本当に楽しみです!
五感に満ちる8日間の詳しいご案内はこちら
http://blog.mami-oceanlily.com/entry/treeof333