「自分の容姿や才能などの資質、お金なんかを全部取っ払って、何にでもなれるとしたら何になりたい?」
そんな投げかけに、考えたこともないと姉は言う。
「私はねぇ、シンガーソングライターになりたい!!!」
どんなに素敵だろうと熱く語る私の妄想に「あいみょんみたいに?」と聞く姉。
「いや、私がイメージしてたのは、竹原ピストルの『よー、そこの若いの』みたいな」
「そっちかよ!!!!!!」
二人で道端で大笑いした。
ギターをかき鳴らして、思いの丈を熱く歌い上げたら気持ちいいだろうな。そして誰かを勇気づけることができたなら、どんなに素敵だろう。
先月から歌の会に参加させてもらって、先日も生のギターとベース、ドラムの伴奏で大好きな曲を歌わせて頂いた。めちゃめちゃ楽しい。
アプリの「ポケカラ」やYouTubeに合わせて事前に練習し、録音してみるのだけれど、自分の歌声を聞いてガッカリする。歌の才能はないらしい。来世に期待しよう(笑)
井上陽水、中島みゆき、小沢健二や佐野元春。宇多田ヒカルに藤井風。素晴らしい才能の大好きなアーティストを思い浮かべる。
歌に何度も救われてきたから、自分で作詞作曲をして、人の心を震わせることができる歌の世界の人たちを尊敬する。
音楽のセンスはないけれど、私は私に与えられたギフトを活かさなきゃ!
好きなことに取り組めていることに感謝する。
先日の誕生日には、お祝いや励ましのメッセージがたくさん届いてびっくりした。
Facebookを始め、感じたことや経験などを赤裸々に語り、絵や詩を書き出したのが6年くらい前。
「ボロボロのカッスカスだった」とは、その頃の私を知る友人の言葉。
誰の目にも留まらないのを知っていても、想いを吐き出さずにはいられなかった。
自分で自分を励ますように続けてきた表現は、いつしか他者をも励ます力を持ち、気づけば多くの人に慕われ、応援してもらえるようになっていた。
そのことをとても実感した誕生日だった。
たくさんのメッセージ、本当にありがとうございました!
京都の個展の詳細やInstagramなど、いくつかのサイトをまとめたプロフィールサイトを作りました。
画像に凝って、かわいいサイトにしたので良かったらチェックしてね!
竹原ピストル『よー、そこの若いの』と一緒にリンクを貼っておきます(笑)
私の絵や言葉も、誰かの心を優しく照らす、小さな灯りとなりますように!!!!!
絵と文 田村麻美 Mami Tamura
お問い合わせ mami.oceanlily@gmail.com