絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

みんなちがって、みんないい

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YouTubeを見ていたら、ある人が自分が思うプロとは、どういうものかを語っていた。

それを見ていて、自分との違いに、うっかり落ち込みそうになる。

いや、でもちょっと待てよ。それはその人の価値観であって、この世の全てに当てはまる答えではない。

意見というのは、その人が正しいと思っていること。そうであって欲しい理想だったりする。

もしかすると、自分を奮い立たせるために言っているのかもしれない。

自分を正当化するために、そうでないものを否定している場合だってある。本人すら無自覚に。

「これが正しい。こうするべき、ああした方がいい。」

自分に自信がなければないほど、そんな声に踊らされる。

人と比べ、何かが足りない気持ちになって、もっと努力して立派な人にならなきゃと思う。

誰かに認めてもらうことは、一時的な安心が得られるけれど、自分自身が満足していなければ幸福感は薄い。

みんなが欲しがっているものを欲しいと思わされていないか...

みんなが羨ましがっているものを欲しいと思い込んではいないか...

最近、そんな思いが頭をよぎる。

私は何のために努力をしているのだろう。

間違うことが怖い。軽んじられたくない。認められたいという思い...

その対象は、ぼんやりとした幻影、不確かな存在。原型は親だろうか。

そんなことはもうやめにして、心の平穏さや幸福感、満足を追求したい。

外側の世界ではなく、内側に目を向けよう。

本当に欲しいものは何だろう。

内なる声に耳をすます。
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作品タイトル『光と闇』(部分)

使用画材 パステル、墨
2016.11.20

 

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