絵と言葉と

生きることはアートだ。生きるを笑おう、生きるを遊べ!

内なる宇宙

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ベッドの中でまどろみながら、思わず「おおお〜!!!」と声を上げた。

自分の中に『宇宙』があることをはっきりと感じたからだ。

今まで得た知識や感覚的に信じている宇宙とは、混沌とした世界。

あらゆるものが同列に混在しつつも調和し、拡大していくイメージ。

喜びもあれば悲しみもあり、愛しさも憎しみも妬みもある。光も闇も全てがある。大いなる源。

私の内側に『宇宙』がある。だから、あらゆる感情があるのは当然で、何一つ排除すべきものはないのだと感じた。

当たり前のこととして、自分の内側に全てがある。そして何にでもなれる。

エネルギーが大きくなれば、光も強くなり闇も深くなる。対極する二つのものに引き裂かれそうになるのも当然のことかも知れない。経験も、より振り幅の大きいものとなるだろう。

私はスターウォーズのアナキンがダークサイドに落ちて、ダースベーダーになってしまうシーンを見て、何度も苦しくなり涙を流してしまうのだけれど、フォースが強いほど、その扱いを間違えると闇は深い。

当たり前のこととして、自分の中に全てがある。だからこそ常に自覚的であることが大切で、感情に流されたり責めたりすることなく、客観的にポジティブな対処をすればいい。
 
 
話は少し変わるが、私はとても心配性で、あらゆることを想定して不安に襲われて辛くなることが多かった。

不安を見つめていくと、自分には力がなく、困ったことが起きたときに対処できないという思いが根底にあることに気づいた。

「適切な対処をする」と決めて行動するようにしたら、不安が減ってきた。

適切な対処が「できる」「できない」の問題ではない。「する」と決めたのだ。

どんなに不恰好でも、その時点での最善を選択する。それだけのことだと決めたら気持ちが落ち着いた。

そして行動を伴うにつれて、自分に対して信頼も湧いてきた。なんだか護りの存在があることも感じられ、自分に対する誤解が解けていく...
 
 
自分の中に、混沌とした宇宙がある。完全で美しい創造の源。

どう生きるかは、自分次第なのだと感じている。
 
叡智 〜source〜
約270×224×20mm
水彩絵具、墨 木製パネルに紙貼
2020.03.05

 

★ 田村麻美 個展 ★

ギャルリーラ / 奥野ビル6F

2021年11月12日(金)~ 11月17日(水)予定

 

 

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