「本当の自分を生きる」よく耳にするフレーズだ。
振り返ってみると、私は自分のことをよく分かっていなかったし、誤解していたことも多かった。
子どものころから、親や学校の先生に、自分には能力がない、足りない部分が多いと思わされて来た人も多いと思う。
そして、集団の中で安全に過ごすために、自分を小さく見せることを無意識にして来た。
自分を小さく見せることは、本来の自分を傷つけ、能力の発揮や開花を阻害してしまう。
感性の柔らかく瑞々しい部分を大事に守っていくのは、けっこう難しい。
自信のない態度は、無神経な人にマウントを取られたり、優しさを利用されたり、人間関係を複雑にする。
そんな不毛なことは辞めにしたい。昨年あたりから、私は本気で思いはじめた。
そのためには、自分には力がないと思わされていた誤解を解いて、人生の手綱を自らの手に取り戻す覚悟が必要だ。
少しずつ、自分の安全エリアをはみ出して、それでも大丈夫だったという経験を増やし、出来ることをひとつずつやっていくしかない。
この年齢になっても、女性というだけで、未だに嫌な思いをする。悔しくて、そんなことで歩みを止めるもんかと心に誓う。
女性として身体的に力が弱いまま、性的な魅力を隠さないまま、優しさや朗らかさを持ったまま、人として足りない部分を持ったまま、のびのびと生きたい。
人を信じて、手を繋ぎ合いたい。
理想ではなく、自分の周りをそういう世界にしよう。
誰もが必死に今日を生きている。悪気がある人なんてほとんど居ない。
だからこそ、自覚的になろう。
あらゆることを環境や人のせいにせずに、自分の方へ一旦引き受ける。
現実と向き合うのは厳しく辛いものもでもある。
そんな時は、ユーモアと何でも面白がる心意気を持とう。
自分の人生は自分が創る
凛としてしなやかに、生きることを楽しみたい。
花のように
風のように
海のように
生きるを笑おう
生きるをあそべ
画像タイトル
花のように 風のように 海のように
サイズ 約270×224×20mm
使用画材 水彩絵具、鉛筆 木製パネルに紙貼
2020.02.12
Facebook:https://www.facebook.com/mami.oceanlily
お問い合わせ
メール mami.oceanlily@gmail.com